食事の前の食事:幼児には食事の前の食事が必要です。

食事の前の食事です。幼児を連れて、焼き肉を食べに行くには、食事の前の食事が必要です。

食事の前の食事とは、幼児と一緒に行く、焼き肉です。

こうなると、食事の前の食事が必要です。焼肉を食べに行く前に、ご飯をつくって準備すると言うことがあります。なんか矛盾したような話しですが、幼児を連れて焼肉を食べに行く場合、幼児が焼肉屋さんで頂けるようなメニューは、ほとんどないのです。

しかも、炭火焼肉は、幼児にとっては、万一火に触れると、やけどの心配もあり、焼肉のコンロの側に近づけないようにするためには、焼肉屋さんに行く前には、幼児にご飯を作り、お腹を膨らませて行く必要があります。

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こういう事情で、幼児のご飯です。幼児の食事は、体が小さくてもたくさんの栄養が必要です。毎日の健康を維持するだけでなく、成長を支える栄養のため、バランスの取れた食事が要求されます。

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好きなものばかり食べていては、好き嫌いのクセがついてしまいます。好きなものと、苦手なもののバランスも幼児の食事には必要です。

U君の好きなものは、酸っぱい系のもの、もずく、和食です。U君は、お父さんとお母さんについて、6月からドイツへ行く事になっています。

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心配なのは、U君が和食を食べたがっていることです。昔に比べて、日本から海外へ、荷物を送ることはかなり自由に送ることができます。

問題なのは、東日本大震災の後に起きた、福島原発事故による、食材の放射能汚染にあります。ドイツも、日本から送る食品に対して、強い規制をかけています。

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さらに航空運賃は、5kgで、およそ10,000円をこえます。つまり、米5kgは、米代よりも、航空運賃の方が割高なのです。こうなると、U君に好きなだけ美味しい日本のお米を、お腹いっぱい食べさせるには、かなりの問題が待っています。

サワラの煮付けは、奥さんに頼まれて、松葉博雄が味付けをしています。このサワラの味付けは、U君よりも、むしろ大人達の間で好評でした。

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今日のメニューは、さわらの煮付け、インゲン、もずく、野菜の煮浸し、サラダ、イチゴです。イチゴは、日帰りツアーで行ってきた、神戸市西区の「なでしこの湯の直販所」で買って来たイチゴです。

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U君の周りにいる大人達は、まるでU君の最後の和食を味わわせるような気持ちで、もう、和食は食べられなくなるのだからとか、今のうちに好きなもずくや、イカナゴとかを食べさせようとか、和食に対する惜別の情が溢れています。

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U君は、もずく大好き、納豆大好き、酢の物大好きで、いずれも、ドイツでは入手困難なメニューばかりです。どうなるのでしょうか?

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2本の箸を、つまむようにして使うことは、U君にはまだ無理です。U君は、箸を握って、食材を刺して、捕食する方法を選んでいます。

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スプーンだと、握って使えるので、もずくや納豆などには便利です。

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U君は、ドイツに行く前に、散髪に行ってきました。小児カットは、500円です。髪を切ると、さっぱりとした頭になりました。元気いっぱいで、起きている間は、じっとしていないU君は、約14時間の長旅に、ずっと耐えられるのか今から心配です。

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U君が、焼肉を食べる前の、食事が終われば、大人は、連れだって焼肉屋さんへ行きます。

2011年5月26日(木)