松葉博雄は、北居明ゼミの2期生です。

北居明ゼミの、修士論文報告会の後は、新人歓迎会です。修士論文報告会(3)

古田克利さん、谷原義永さん、薗田章恵さんと、ビールが来るのを待っています。酔虎伝では、もうすでに、90分1本勝負の時計は、カウントが始まっています。

しかも、早くも13分経過です。3,000円で飲み放題の理由には、やはり上げ底があるのです。席に着いた時からカウントするのではありません。予約した時間からカウントするのです。

そうすると、客席の入れ替えだけでも、数分もしくは、10分以上はかかるはずです。そんなことも知らないで、雑談をしている間に無駄な時間が過ぎてしまいました。

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大急ぎで注文をとりまとめ、やっと、よーく冷えたジョッキが出てきました。ビール飲みにとって、ジョッキが冷えていることは、とても嬉しいことです。

北居明先生は、相変わらず学生の方にフランクで、自らすすんで皆さんのジョッキにビールを注いでいます。北居明先生にとって、顧客とは、ゼミ生のようです。この理解はとても大切です。

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松葉博雄の冷え冷えのジョッキにも、おいしそうなビールが入りました。

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おつまみに、枝豆が皿に盛りつけられて、テーブルに出て来ました。枝豆をつまんでみると、かなり冷たく、これはきっと、冷凍品を茹でたのではなく、茹でたあと冷凍し、ただいま解凍中ではないかと思いました。

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サラダには、ドレッシングがいっぱいかかっています。このドレッシングは、どこのメーカーで、どんなドレッシングなのかわかりません。

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北居明先生からの乾杯の挨拶がありました。酔虎伝の時計は、どんどんカウントが進んでいるので、北居明先生は、無駄な時間をとらないように、非常に簡潔なご挨拶で終わりました。

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今日は、修士論文報告会と同時に、北居明ゼミに2011年4月から入った新入生の歓迎会でもあります。新入生の方からご挨拶です。席が端と端の位置なので、遠くて挨拶の言葉は、あまりはっきり聞こえませんでした。

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飲み放題と合わせて、注文は食べ放題です。そこで、マグロのトロと言ってみると、そんなものがあるわけもなく、マグロは、赤身で、1つのテーブルにつき、何切れと決まっているそうです。このへんは、管理がよくできていると感心します。

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ししゃもを頼んでいます。ししゃもには、特に制限がなかったので、何皿かお願いして、みんなで、分けて食べました。

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向かいの谷原義永さんとの会話です。谷原義永さんは、修士課程修了後は、教職に戻って、毎日、忙しい様子でした。

上羅和博さんも、奈良県から、国内留学のかたちで大阪府立大学大学院に来て、修士課程を修了しています。学校経営に、大学院で習得したマネジメント手法を導入するためです。現在は、奈良市教育委員会事務局で、地域教育課の指導主事をされています。

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古田克利さんとは、経営行動科学学会でよくお会いします。とても研究熱心で、テーマは、ライフデザインに関する研究です。池邊美佳さんも研究熱心な同門生です。

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脇田一豊さんは、松葉博雄のホームページを見て、大阪府立大学大学院に進学を決めたそうです。

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北居明先生にとってみると、ゼミ生が増えることは、大変なことですが、これを知識の仕入れと考えると、大変な有意な機会になります。

なにしろ、皆さん、一度社会に出て、現場を経験して、人間関係にも揉まれ、縦社会、横社会を経験し、そしてまた、社会人大学院に実務的な知識をもったうえで、入学しているのですから、ゼミの時には、必ず、職務で経験したことが、研究テーマになり、そこから、いろんな業界の情報が入ってきます。

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学部生と比べ、社会人大学院生は、理論も実践も、兼ね備えた人たちなので、研究が進めば進むほど、指導教授も知識が増えてきます。やはりゼミ生は顧客です。顧客と言っても、知識をもたらす仕入れ先です。

あっという間の90分で、次の予約客のために、席を出て行くことになりました。

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名残惜しい時間ですが、松葉博雄は、遠慮無く生ビールをいただいたので、これ以上飲むと、二日酔いになりそうなので、切りとしてはこの辺でいい加減です。

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北居明先生にご挨拶し、また、ゼミの交流会の時には呼んで下さいとお願いして、失礼しました。

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心斎橋通りを歩くと、お客様の目に泊まるように「日本一」のマグロの人形が、目に止まりました。ここならトロが食べられるかなと、思うだけで、神戸に帰ります。

2011年5月21日(土)