沖縄 中部 恩納村 訪問記
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2009年4月10日(金)ホテルで寛いでいると、ちょうど夕日の時間になりました。
この後、前兼久の港に行きます。途中、歩いていると、地の神様、天の神様を祀っている祠がありました。ここに来て、皆さんに親しくして頂いていることを感謝して、お祈りしました。
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| 地の神様、天の神様を祀っている祠がありました | |
前兼久の集落の道は、国道58号線を海側に入ったところに、昔の細い道が家と家を繋いでいます。前兼久を開いた頃には、車のことは考えていませんでした。
家の周りには、防風林のフクの木が植えられ、強い風を防いでいました。細い道でも車が通れるように、少しずつ拡張され、そのために、家の庭を削って道に提供したお家もあります。道々には、綺麗な花が咲いています。
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| 道々には、綺麗な花が咲いています | |
前兼久のリゾート開発は、戦後の進駐軍にリゾートを提供するムーンビーチから始まっています。
ムーンビーチホテルの近くには、今も昔の珊瑚礁の岩の間に木が茂ったところもあります。
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| 今も昔の珊瑚礁の岩の間に木が茂ったところもあります | |
今日は、冨着信和さんが、深海鮫を釣って帰ってきています。これを朝日会でいくつか頂きます。深海鮫の肝は、とても精力が付くと言われています。
昔は、肝油にもありました。冨着信常さんが深海鮫の調理をしています。サメの皮は固く、かなり強く包丁で叩かなければ、切れません。
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| 今日は、冨着信和さんが、深海鮫を釣って帰ってきています | |
見ていると、指でも切ったら危ないなと、ハラハラしてしまいます。しかし、冨着信常さんの包丁裁きは、素人の松葉博雄が心配するような腕ではありません。
易々と、サメの硬い皮に包まれた頭を落として、お腹を裂いて、肝を取り出します。今日は、もずくもあります。
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| 冨着信常さんの包丁裁きは、素人の松葉博雄が心配するような腕ではありません | |
サメの肝は、生で、フグやカワハギの肝のように、柔らかく、舌にとろけるような美味しさがあります。これもなかなかの絶品です。テラジャーが出来ました。
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| テラジャーが出来ました | |
今日の深海鮫を釣るために、綺麗な鯛を餌にして、サメをおびき寄せ、鮫が鯛をかじり取った様子が分かります。
冨着信常さんは、サメを捌きながら、魚の切り身のいらないところを向かいの川にどんどん捨てていきます。
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| 綺麗な鯛を餌にして、サメをおびき寄せ、鮫が鯛をかじり取った様子が分かります | |
川に投げ込まれた深海鮫の切り身を狙って、鳥が集まって来ます。ネコも集まって来ます。目立つのは、白サギです。白鷺は、周囲に気を配りながら、用心してそっと、抜き足差し足忍び足で、鮫の身に近づき、口にくわえるとすぐに、飛び去っていきました。
見事に冨着信和さんが投げ捨てた魚の切り身を咥えて飛び去りました。
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| 川に投げ込まれた深海鮫の切り身を狙って、鳥が集まって来ます | |
肝の刺身が出来ました。酢醤油で頂きます。沖縄では、酢で締めるという風習があります。サメの味噌汁が出来ました。肝ともずく入りです。
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| 肝の刺身が出来ました。酢醤油で頂きます | |
この後、雑談が始まります。昔、沖縄の恩納村では、ヒヨドリが迷い込んで家に入ってくると、不吉なことを知らせに来たという迷信がありました。
ヒヨドリが迷い込んできたお家は、そのお祓いをするために、浜に出て、テントを張って、近所の皆さんに振る舞いをするそうです。
家を留守にして、今はそんなことをする人はいないそうですが、昔の話です。そのときに出したのが、混ぜご飯です。それを作って、皆さんに振る舞っていたということです。
ヒヨドリが家に迷い込んでくるのは、悪いことを鳥がつげに来た、だからそれを早く理解して、お祓いをしなさいという風習でした。
雀とか、その他の鳥ではそういうことはありません。ヒヨドリです。
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この後、金城正則さんのお家に行きます。金城家では、ミニトマト、スナックパインが出ました。スナックパインは、ちぎりながら食べるものです。
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| 金城家では、ミニトマト、スナックパインが出ました | |
クレアちゃんは、色紙を折って、口の形をして、パクパクさせるお人形を作ってくれました。松葉博雄にも教えてあげるといって、一緒に作りました。
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| クレアちゃんは、色紙を折って、口の形をして、パクパクさせるお人形を作ってくれました | |
今日、冨着のビーチ沖で獲ってきたテラジャーは、金城千賀子さんに預けました。テラジャーは、獲るのも大変ですが、後の調理も大変です。
塩ゆでをして、それからひとつひとつ作業をしていきます。余分な負担が掛かったことと思います。申し訳ないことをしました。
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| テラジャーを使ったスープは、とても美味しい味になります | |
テラジャーは、炊くときに、そのままテラジャーの出し汁を捨ててしまいますが、これをおすましや味噌汁にすると、とっても美味しい味になるのですが、テラジャーの下処理が大変なのです。
周りに付いた苔を獲って、付いている泥や砂を取り去ることです。これがとても手間が掛かりますが、このテラジャーを使ったスープは、とても美味しい味になります。
もちろん、巻き貝の身が入ったものです。味噌汁を全部飲み干しました。
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今夜もすっかり金城家でご馳走になってしまいました。外は雨です。本来は今日は満月の予定で、楽しみにしていましたが、あいにく雨が降ってしまい、月は見えません。
明日は土曜日です。今は潮の満ち引きが大きくて、満潮になるときは高く、引き潮になるときは、普段隠れているリーフも見えてきます。
この時期は、浜に出て、普段獲れないものを獲るというのが、昔の沖縄のしきたりでもあります。今日は、それを体験しました。
投稿者: 松葉博雄 日時: 2009年04月25日 14:29| パーマリンク
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