沖縄 中部 恩納村 訪問記

与論民族村では、オーナーの菊千代さんから、茅葺きの屋敷を維持する難しさを聞きました。素材の茅と茅職人はどんどん減っています 第102回沖縄訪問(14)

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与論民族村では、オーナーの菊千代さんから、茅葺きの屋敷を維持する難しさを聞きました。素材の茅と茅職人はどんどん減っています。
【恩納村前兼久から南へは豊見城市・糸満市・南城市、北へは与論島を駆け回りました その14】

2008年12月2日(火) 百合ケ浜を見た後は、浜辺の近くに並ぶお土産物屋さんを覗いてみました。

12月の浜辺を訪れる客はいませんが、それでもお店を開いて、お店の貝細工を見て行くように、誘われました。

一件の店に入って、何となく並べている珊瑚のネックレスなを見ていると、お店のおばあちゃんが星の砂をくれました。

「私が作ったから、どれも安いよ」と言っていても、人件費の安い南の国から輸入していることを知っているので、聞き流しています。

百合ケ浜の土産物屋 星砂荘
お店のおばあちゃんが星の砂をくれました

 

今日、泊まる「星砂荘」にチェックインに訪れました。あいにく、ご主人は留守でした。その間に、「星砂荘」の近くの観光施設に行きます。

星砂荘 星砂荘
今日、泊まる「星砂荘」にチェックインに訪れました

 

歩いて行けるぐらいすぐ近くの与論民族村です。ここは、前に来たことがあります。そのことを片山正喜さんに話しました。

与論民族村 与論民族村
歩いて行けるぐらいすぐ近くの与論民族村です

 

「サトウキビを絞るため、牛がグルグルまわる作業の場所がありますよ」と言ったら、片山正喜さんは、「そんなことはない」ということですが、どうでしょうか?

片山正喜さんの方が詳しいので、松葉博雄の記憶間違いかなと、思って見たり、「確かにあった」と自信を持ってみたり、まずは確かめてみましょう。

与論民族村 与論民族村

 

数年前、片山正喜さんは、与論民族村の経営者の方に沖縄からパパイヤの苗を持ってきて、植えたそうです。

どれだけ大きくなったか、片山正喜さんもパパイヤの成長を気にしていました。それが見事成長して、今年は台風もなく、たくさんのパパイヤの実を付けています。

民族村は民営です。与論の昔の家、沖縄の文化、奄美群島の文化を今も残しています。

与論民族村 与論民族村
与論の昔の家、沖縄の文化、奄美群島の文化を今も残しています

 

茅葺き屋根の維持は、素材の茅を集めることと、茅を屋根に葺く茅職人が集まらないので、葺き替えが大変です。

与論民族村の入場券は400円です。松葉博雄は有料で、片山正喜さんは、馴染みなので顔パスです。

与論民族村 与論民族村

 

民族村を一つひとつ屋敷を巡り、歩いているうちに、記憶が戻ってきました。確かに、サトウキビを絞るための、牛がまわる施設があるはずです。

与論民族村 与論民族村
中庭には、バナナが実っています

 

中庭には、バナナが実っています。窓から覗く屋敷の中には、昔使った機織り機がありました。

与論民族村 与論民族村
窓から覗く屋敷の中には、昔使った機織り気がありました

 

見つけました。サトウキビを絞る機械です。牛がグルグルまわってサトウキビから砂糖きび液を絞ります。そして、黒糖を作ります。

与論民族村 与論民族村
牛がグルグルまわってサトウキビから砂糖きび液を絞ります

 

米蔵倉もありました。以前、与論島では、二毛作で米が取れたそうです。そのときに、米を収納した蔵です。ネズミが来ないように、高倉にしています。

昔の酒や米などを貯蔵する倉庫です。

与論民族村 与論民族村
昔の酒や米などを貯蔵する倉庫です

 

戦後、沖縄と与論が分断されたときには、パスポートが発行され、沖縄からは泡盛が入らなくなった時期があったそうです。

与論民族村を経営する菊千代さんは、時代とともに消えていく、琉球時代の家屋や農耕具、漁業具などを収集し、保存しています。

与論島だけでなく、沖縄本島から木造のお家を移築しています。

与論民族村 与論民族村
与論島だけでなく、沖縄本島から木造のお家を移築しています

 

文化財としての価値が注目され、本にも掲載され、紹介されています。

与論民族村 与論民族村
文化財としての価値が注目され、本にも掲載され、紹介されています

 

オーナーの菊千代さんと片山正喜さんは、お茶を飲みながら、昔話に移り、松葉博雄が知らない昔話に、笑いこけていました、

与論民族村 与論民族村
昔話に移り、松葉博雄が知らない昔話に、笑いこけていました

 

与論民族村確かに貴重な文化財です。

民族村の歩道を案内に沿って歩いてみると、先日の朝日会バス旅行で見た「おきなわワールド」の「王国村・城下町」と同じように、今では壊されてしまった、台風にも耐えた、強い作りの民家です。


 

下の写真は、30年近く前に、松葉博雄が与論民族村に来たときの写真です。今と比べてみても、あまり変化がありません。

与論民族村 与論民族村
30年近く前に、松葉博雄が与論民族村に来たときの写真です

 

よく手入れして保存できています。変っているのは、民族村にいる人たちの世代でしょうか。

 

 

 

投稿者: 松葉博雄 日時: 2008年12月23日 12:42|

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