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2006年9月10日の正午近くになると、伊江島沖の海面に吹く風は止まり、潮の流れは止まり、無風になりました。
潮や風の動きが止まってしまうと、不思議なことに、魚の釣れ方はぴたりと止まって、釣れなくなってしまいました。魚は、どういうときに餌に興味を示すのか、金城正則さんと話をしてみます。
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金城正則さんの言うことには、いつも魚は食欲があるわけではないし、食欲があるときには針についた餌に興味を示し、餌をつつきます。ぴたっと止まるときがあるようです。
それが、全く興味がない時間が、どうしておきるのかなぁと不思議に思いました。
さて、今、船は錨を下に降ろして、波に任せてエンジンを止めて、停止状態です。
左手には、軍艦島のような形をした伊江島があります。正面には、名護市の砕石工場のある、緑の山肌がえぐられ、赤土の荒れた地肌が出ている山が見えます。
右側の方には、これは、海が広がって、そして、遠くの方に恩納村があるわけですが、ほとんど見えません。
天気は快晴で、雲がところどころに入道雲が浮いています。静かな夏の海です。
ゆっくりと、潮の流れは、
名護湾に向かって海流が流れているように感じています。
地球に命があるということは、海水が一定の方向に流れることで分かります。
赤道に近い太平洋の地帯から始まる海流は、黒潮となって、日本列島に沿って北上し、北太平洋海流として、ハワイの方向に進み、そして、またカルフォルニア海流の流れに沿って、南下していきます。
これは、静脈とか動脈のような血管の流れのように、海流のいくつもの流れが地球のいくつかのブロックでグルグル周っています。
空気も気流というかたちで動いています。熱帯地域の海水から蒸発した水は、雲となり、空気の流れに沿って、再び雨となって、地上に循環してきます。
つまり、熱、空気、水これらが循環しているということが分かります。
これによって、地球は生き続けていることなのです。この循環を壊したら、次は地球環境が壊れることになります。
こんなことを心配しながら、一方では、今この海に飛び込んで泳ぎたいなぁという誘惑があります。
しかし、ひょっとしてサメが来たらどうしようかなぁという怖さもあります。
もし、サメがいなければ、あの伊江島に遠泳してみたいと思っています。
水深は、深さ200メートルです。「背が届くには、ちょっと難しいなぁ。」と思いながら、あの伊江島に泳ぎ着く自信はあるのですが・・・。
これも、波が静かで、流れが止まっていて、サメが来ない、という条件と、もし、「こりゃダメだ」と思って、ギブアップしたときには、すぐ側に、船が付いていてくれて、助けてくれるということが遠泳の条件です。
つまり、止めたほうがいいということです。 まぁ、こんな状況で、ジリジリと照りつける沖縄の太陽の下で、なかなか釣れない釣りを楽しんでいます。
投稿者: 松葉博雄 日時: 2006年09月29日 14:50| パーマリンク|
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