社員が自ら動く経営(日経トップリーダー/2010年12月号)では、社長が最初に動けと、社員が自ら動くが、並列されています。

社員が自ら動く経営:田舎の駅前タクシーの運転手さんは、社長が顧客を創るのを待っています。

社員が自ら動く経営 :大阪市立大学大学院 客員研究員の、松葉博雄は、ゴールデンウィーク半ばの平日ですが、大阪市立大学大学院の明石芳彦先生のゼミへ参加です。

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図書室へ行って、おもしろい雑誌がないか見ています。日経トップリーダー(2010年12月号)の表紙に、興味深いタイトルがあります。

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社員が自ら動く経営とある見出しに惹かれて、特集を開いて見ました。社員が自ら動く経営の実践の10ヵ条が書かれています。以前、松葉博雄の社長メッセージで書いた、「田舎の駅前のタクシーの運転手さん」の記事(2009年10月号)を、思い出します。

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1.社員がやる気を出すかどうかは、社長にかかっている

2.社員が動く前に、まず社長が動く

3.経営理念や仕事に対する考え方を、繰り返し伝える

4.社内情報を隠さず、社員と積極的に共有する

5.経営判断のプロセスを示し、社員に「社長目線」を植え付ける

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6.多少の不安があっても、仕事を任せる

7.考え始めた社員に気付いたら、積極的に褒める

8.社員の自発性を重視し、うまくいかなくともすぐに口出ししない

9.部門を横断するプロジェクトなどで社内を刺激する

10.意欲の高い社員を生かし、他に社員を巻き込む

読んでみると、社長さんは大変です。社長さんは、「社員より先に動け」といいながら、「社員がうまくいかなくても、口出しするな」と、大変、社長さんの精神状態に悪いことを書いています。

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教室に入って暫くすると、今日の発表者の谷田明夫さんが来られました。パワーポイントを使って発表するとのことなので、パワーポイントの立ち上げを手伝いました。ところが、松葉博雄は一年以上も、大阪市立大学のパワーポイントに触れていなかったので、起動の順番がすぐに思い出せず、あれだったかな、これだったかなと、谷田明夫さんと考えながら、モタモタしています。

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そこへ、竹田英司さんがやってきて、竹田英司さんは、パワーポイントに慣れているので、見つからなかった起動ボタンを見つけ、なんとか谷田明夫さんのパワーポイントによる発表の準備ができました。

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最初にでたタイトルの画像を、デジカメで写していると、後からやってきた狭間恵三子さんが、笑って見ています。今日のゼミの出席は、明石芳彦先生以下7名でした。

2011年5月2日(月)