NHKの連続テレビ小説「てっぱん」の尾道ロケのおかげで、尾道の商店街は潤っています。

連続テレビ小説「てっぱん」の尾道では、てっぱんで広島焼きを食べたくなります。広島県尾道の旅(7)

連続テレビ小説「てっぱん」の尾道では

報恩山万徳寺を出た後は、買い物へでかけます。

しおまち商店街です。

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ここのお店では、お母さんが昔ながらの大きなそろばんで計算しています。

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見ると、そろばんは5つ玉です。5つ玉使えるんですか?

と尋ねると、5つ玉の一番下の段は、使わないようにして、

5つ玉だけど、4つ玉そろばんとして使っているそうです。

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電卓が普及している中で、4つ玉でも5つ玉でも、

そろばんを弾いて計算をするのは、手を使い、頭を使って、

老化防止にはとてもよいことです。

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このお店では、できるだけ生口島で獲れたものを買いたいと思います。

お店のおじさんが、獲れたばかりの野菜を運んで来ました。

ほうれん草や高菜、大根、春キャベツなどが、獲れたばかりの生口島産の野菜です。

安くて、新鮮で、美味しいのが売りです。

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でも、おじさんの言うには、「

儲けはないんじゃ、薄口銭でやっとるけん、かつかつなんじゃ」と、

商店経営の難しさを嘆いています。

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野菜の他に、ネーブル柑も買いました。

魚は干物、ちりめんじゃこ、厚揚げ、かまぼこなど、この辺りの地産ばかりです。

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一旦車に乗って、商店街をゆっくり走行していると、

お土産屋さんとは違う塩乾物を並べている店が目に留まり、

ここでも、のし烏賊、デビラを買いました。

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これで、土地のものを仕入れて、しばらくは、朝食が和食で行けそうです。

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島を一回りしたりしてみても、外周道路ならすぐに一周できます。

ゆっくり見て回るには、サイクリングがピッタリですが、

今日はリッキー君と一緒なので、車で回っています。

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生口島から、もう一度本州に戻って、尾道に寄って、昼食にします。

尾道は、連続テレビ小説「てっぱん」の尾道ロケがあったようで、

商店街には、あちらにもこちらにも、

「てっぱん」の写真を利用した広告が、べたべた貼られています。

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尾道市役所の駐車場に車を停めて、尾道の本通りをぶらぶらとします。

どこか昼食を食べる場所を探しています。

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歩いていると、西山別館で有名な、西山本館がありました。

西山別館に比べ、西山本館は、市街地にあるせいなのか、

割にこじんまりした旅館でした。

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この辺りは、尾道本通りと言って、商店街が続きます。

尾道通り、一番街、中商店街、本町センター街、中央街、久保商店街などがあります。

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子ども達を連れて、尾道ラーメンを食べに来た、

10年以上も前のことを思い出します。

当時、尾道ラーメンは大変なブームになっていて、ラーメン屋さんは大賑わいで、

特に、マスコミで取り上げられたラーメン屋さんは、

日曜日となると行列ができて、30分、60分待ちは当たり前でした。

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歴史深い街並みが特徴で、古くて情緒漂う建物が並んでいます。

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松葉博雄と奥さんは、息子夫妻とリッキー君と一緒に、

尾道の広島焼きを食べようとしていますが、

なかなか良さげなお店が見つかっていません。

商店街をずっと歩き続けています。

2011年3月4日(金)


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