岡山 美作三湯 湯原温泉郷のエリアに郷緑温泉があります。

岡山には美作三湯があります。湯原温泉郷のエリアに郷緑温泉があります。岡山県 湯原温泉ツアー(1)

岡山 美作三湯巡りです。

経営学の研究や、マーケティングの研究をしていると、研究者の立場と、経営とマーケティングを実践する実務家の立場には、問題意識の捉え方に、それぞれ違いがあることに気が付きます。

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何が違うのかといえば、研究者は問題となる点を探し出します。

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「これが問題なのです、ここに問題点が所在するのです」と、このように問題点を指摘します。これに対して実務家は、問題点を克服すること、問題をなくすることを考えます。

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今回の岡山 美作三湯の岡山県湯原温泉ツアーは、研究者の立場と、実務家の立場の、二つの立場から、温泉旅館を見て行きたいと思います。

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さて、どんな問題が見つかり、どのように答えを出すのでしょうか?

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10月の旅行日和の日に、松葉博雄と奥さんは、中国自動車道を西に西に進みます。目指す場所は、岡山県の美作三湯と呼ばれる、湯原温泉を目指します。

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実は、つい最近の週刊誌で、岡山 美作三湯の湯原温泉の、大変体に良いと評価されている、秘境の温泉の記事を読みました。そこで、早速秘境の温泉に行くことになりました。

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好奇心が沸いてきます。秘境とはどんなところなのか、実際に行って、体験してみたいと思います。

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空は青く、雲がぽつぽつと浮かび、快適なドライブです。

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朝早くから車に乗っています。気持ちとしては、一気に湯原温泉まで車を走らせたいところですが、腰痛対策と、安全運転のため、所々で休息することも、忘れずに所々のサービスステーションに立ち寄ります。

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10月のドライブ日和のお天気でも、このところの景気の低迷と、平日ということが重なり、中国自動車道路の交通量はかなりゆるやかです。

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自宅から神戸北有料道路を経由し、西宮北口で中国縦貫道路に乗ると、あとは真っ直ぐ中国道路を西に走り、米子道に乗り換え、湯原で高速を降り、湯原温泉郷へと向かいます。

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湯原には、いくつもの温泉や温泉宿、川遊びの場所や、工芸の体験などができる場所があります。

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見る、入浴、作る、買う、泊まるを湯原で楽しむことができるのです。

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インターの出口は標高の高いところにあり、これから湯原の町へ下り坂を降りていきます。

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高いところから街を見ると、山に囲まれた、川底に広がる街のように見えます。

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インターチェンジからすぐに湯原温泉入り口に着きます。

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ここから街を一周してみます。

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湯原温泉のイメージは、湯原ダムが一番奥にあり、ダムから流れる旭川沿いのダムに向かって右側に、温泉宿が広がっています。

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橋を超えると「独楽の博物館」が見えてきました。

国内外の独楽(コマ・こま)を約3000個も展示した博物館です。

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中国山脈の山深いこのあたりは、林業が盛んで、木地師が多く、コマにも目が向くようになりました。

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隣の民芸工房では、職人さんがいるときには、独楽を作るのを見たり、独楽の絵付け体験が350円でできるそうです。

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湯原の温泉街は、少しドライブしただけですぐに同じ場所に戻ってきます。

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温泉街で目印になるのは、消防署、湯原温泉病院、湯原保険福祉センターなどの施設です。

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周りをよく観察しながらドライブしていると、下湯原温泉の「道の駅 ひまわりの館」の看板が見えてきました。そば打ち・露天風呂と大きく書いてあります。ここなら地元の特産品も買い物でき、お昼ご飯も食べられるのではないかと、近寄ってみます。

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奥さんと、お昼ご飯は日本蕎麦を食べたいなと話し合い、即決です。そういうことで、下湯原温泉宿 ひまわり館へ向かいます。

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カッコウの声が沼に響きわたりそうな、静かな沼があります。水鳥も羽を休めています。水面は、空の雲の姿を映して、鏡のように穏やかです。

2010年10月7日(木)