久高島を自転車でイシキ(伊敷)浜へ。久高島のイシキ(伊敷)浜で生まれた、ウミガメが戻ってくるように、私もイシキ(伊敷)浜に思い出を追いかけて、戻ってきました。(8)

久高島を自転車で回ります。こんな所に来たかった:久高島では、自転車が頼りです。久高島のイシキ(伊敷)浜で生まれた、ウミガメが戻ってくるように、私もイシキ(伊敷)浜に思い出を追いかけて、戻ってきました。第121回沖縄訪問(8)

久高島を自転車で回ると

久高島は、こんな所に来たかった、

と思うようなまっすぐ伸びたみはらしの良い道がつづきます。

自転車でイシキ(伊敷)浜を目指します。

移動は自転車です。

時折、自転車を降りて写真を撮りながら進みます。

なぜイシキ(伊敷)浜を目指すのか、それは、長女と一緒に来た思い出、

長男と一緒に泳いだ思い出などがあるからです。

ここにもアメリカ軍が、放出した軍事物資が、残されてありました。

飛行機の部品を使って、カヌーを造っています。

イシキ(伊敷)浜の入り口には、祭事用の整えられたスペースがあります。

イシキ(伊敷)浜

細い道を下っていくと、イシキ(伊敷)浜です。

子どもたちを連れてきた、懐かしい場所です。

ここにも拝所があります。

イシキ(伊敷)浜は聖域なので、汚すことは厳禁です。

遊泳も、できたら控えめにすることをお勧めします。

頭の中にあった思い出が、よみがえってきます。

確かにここで、子供たちと遊びました。

イシキ(伊敷)浜の砂浜の砂粒は細かく、砂時計ができるほどの目の細かい砂です。

砂浜の色は白く、輝く太陽の光を反射して、輝いています。

 

礼拝所を示す御先

少し残った記憶は、現実に目の前にある、礼拝所を示す小さな柱に、

「御先」と書いてある文字を読んで、記憶が正しかったことを確認しました。

イシキ(伊敷)浜は神話があります。

イシキ(伊敷)浜に五穀が入った壷が流れてきて、それから久高島、沖縄

本島へと穀物が広まったとされる伝説の場所です。

道をおりると拝所があり、海岸には祭祀用の整えられた場所があります。

捧げ物を置くためのような、台もあります。

海の向こうから、この島へ恵がもたらされたことへの感謝を捧げるのです。

恐竜の卵みたいな

イシキ(伊敷)浜には久高島の白い、ダチョウの卵か、鶏の卵か、

それとも恐竜の卵なのか、なんとなく卵と思うような、

大小様々な丸い、楕円の形の白い石が散らばっています。

柔らかい岩が、海から押し寄せる波に洗われ、

数千年か、数万年かけて丸くなった石です。

 

柔らかい丸い石とは、浜辺に打ち上げられた珊瑚石です。

沖縄の他の浜辺では見られない、整った形の石です。

久高島の石は、島外へ持ち出し禁止です

持って帰ってはいけません。

ここから、海の向こうのニライカナイを拝むところです。

こんな所に来たかった、と叫びたくなるような美しさです。

植物が豊富です。浜をあちこち見て回りました。

久高島には、たち浜、ぴざ浜、めーぎ浜と数カ所浜がありますが、

イシキ(伊敷)浜が一番いいです。

久高島の、直射日光は、クラクラとするほど、暑いはずです。

ところが、2010年の夏は、神戸や、関西の方が暑いのです。

梅雨明けから続く酷暑で、暑さに慣れてしまって、久高島の直射日光が、

以前程くらっと来ませんでした。

久高島の郷土料理の店

島を自転車で一周すると、心地よい疲労感があり、のども渇き、

ビールもいいけど、かき氷の方がいいということになり、

島では港の方が、お店が固まっているので、

港の方に移動しました。

徳仁港の方にいくと、郷土料理のお店があります。

一番近くのお店で、かき氷を食べました。250円です。

炎天下のかき氷は、乾いた喉を癒してくれます。

炎天下のかき氷は、上昇した体温を下げてくれます。

炎天下のかき氷は、お金があれば涼しさが買えることを、実感させてくれます。

ちょっと一言言えば、もう少しイチゴの濃度が濃い方が、いいと思いました。

薄めすぎです。

 

2010年8月25日(水)


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