阪神淡路大震災後、初めてのゴールデンウィークを淡路島で過ごす :阪神淡路大震災後105日目~111日目

 芥川龍之介の杜子春の書を、息子の誕生日のお祝いに添えて、渡しました。大震災の時には、富と貴は、儚いものでした。

震災復興の疲れは、腰痛を起こしました。腰痛で、歩けなくなり、緊急に整体の施術を受けました。

1995年5月4日:建設中の明石大橋をバックに
「1995年5月4日:建設中の明石大橋をバックに」

5月1日(月)は阪神淡路大震災から数えて105日目です。

気温も上がり、着ている服も厚手の服から少しずつ薄くなり、服の色も黒っぽい色から黄色や白色や青色などに変わって、目に見えてだんだんと春らしくなってきました。

3人の子供のうち、今年最初の誕生日が近づいてきました。子供の誕生日に何をしてあげようかと思いましたが、毎日一緒に暮らしているわけではないので、自分で自由に何か選べるようにお金をあげて、使い道は本を買うように言いました。松葉博雄からも、父親として子供に読んで欲しいと選んだ、芥川龍之介の「杜子春」とその他3冊をそえて渡しました。

「杜子春」を選んだ理由は、大切なものは何かということを本の中で仙人が杜子春に悟らせたことです。今回の阪神淡路大震災で、松葉博雄もこのことが遅まきながらわかりました。

若い時はたくさんの本を読んで知識を身につけ、そして、それから自分自身の思想を持って、人生を切り拓いていくということを期待しています。

今週のある日のことです。いよいよ今日がその誕生日なので、夜、家族の皆さんが誕生日を祝って、自宅でステーキを食べました。

今日は珍しく家族五人と、奥さんの妹の合計6名がそろって、大賑わいの食事となりました。1月から5月の間までに、奥さんの誕生日が入りましたが、あの時は震災の影響で誕生祝どころではなかったのですが、5月になれば、皆で揃った誕生日のお祝いができました。

しばらく家族が離れて暮らしていたために、それぞれの不満もたまり、全員が楽しくお祝いをしたわけではありません。胸に何か、腹に何か言いたい事が、足りないことがあるのでしょうか、3人の子供のうち1人が、やや機嫌が悪くて、あまりお話しがはずみませんでした。なにがあったのでしょうか。親として心配です。


建設中の明石大橋5月のゴールデンウィークの連休のことなので、久しぶりに息子をつれて淡路島の大磯に行きました。

淡路島の保養所でしばらく過ごす予定です。フェリーボートに乗って須磨から大磯に車で行きました。

阪神淡路大震災以前は、淡路フェリーボートはいつも混んでいましたが、今はフェリーボートのお客さんは大変少なくなっていました。

 

淡路島の保養所フェリーボートのすぐ近くにある保養所の阪神淡路大震災の被害状況を調べに来たのですが、なんと、淡路島にあって、この大磯周辺は今回の阪神淡路大震災の被害が軽微のようでした。

保養所の家の中に入ってみると、食器もほんのわずか割れただけで、食器棚は倒れていませんでした。予想を遥かに下回る被害状況で、ほっとしました。

大磯では、息子と2人でゴルフのレッスンに行きました。池に向かって練習場でボールを打つ水上ゴルフ場です。

久しぶりにゴルフボールを遠くに飛ばすと、爽快な気持ちになりました。

 


5月4日(木)は息子と2人で、淡路島をドライブしてきました。ドライブをしている途中でまたゴルフのレッスンに行きます。

この日、神戸の自宅には、寝屋川に住んでいる、従兄弟の医師の山谷さんが、阪神淡路大震災のお見舞いに、わざわざ神戸に来ていただいたそうです。

あいにくと私の不在中でしたが、留守を守る奥さんは、山谷さんのお見舞いに大変感謝していました。たくさんのお見舞い金をいただきました。


屋根の上の鳩5日の金曜日は、また淡路の庭でゴルフの素振りのレッスンをしました。最近淡路の保養所に来ていないので、留守状態が続き、そこに近隣の鳩がたくさん巣を作ってしまっています。

保養所の家の屋根を、団地のようにして、たくさんの鳩の巣を作っていました。

朝から鳩がクッククックとないてうるさい様子でした。

鳩の退治する業者の方に来てもらって、どのくらいでこの鳩退治ををしてくれるのか見積もりをしてもらうことになっています。

 

屋根の上の鳩 屋根の上の鳩

淡路の松の木いつもおいしい食事をさせていただいている、お馴染みの大磯の渡舟食堂の小橋さんのご主人は、親切に庭の大きくなった松の木を切ってくれました。

松の木があると、風除けにはなるのですが、せっかくの目の前の海と大磯港が遮られて見えないので、すっきりとするために、松の木をきってもらいました。

おかげで、見晴らしが以前のようによくなりました。

 

淡路フェリーボートゴールデンウィークも終わり、帰りは、また淡路フェリーボートで帰るのですが、淡路フェリーボートの乗船客である車は、どうしてこんなに少なくなったのでしょうか。

船の乗務員の方に聞いてみると、神戸の地震と東京のサリン事件の影響で、観光客やドライブ客が急激に少なくなったそうです。

もちろん不況のせいもあります。地震、サリン、不況で、今や淡路フェリーボートは、以前のように待たなくても乗船できるようになっているそうです。

自宅に帰ってみると、長女は今夜、大学の寮に帰りました。

 


6日の土曜日は、これまでやってなかったゴルフの練習をしすぎたのか、腰が痛くなったために動けなくなりました。

腰痛は痛いです。腰痛の痛さにも、ランクがあります。なんとか立っていられる痛さと、立つこともできないほどの痛さの腰痛に分かれます。今日の腰痛は、起きることが出来ないほどの激痛のする腰痛です。以前にも腰痛で苦しんだことがありますが、またやってしまいました。原因は先日のゴルフの練習だと思います。

そこで、今までお世話になっていた整体の先生の所に、急遽家族に連れて行ってもらいました。

なかなか歩ける状態ではなく、タクシーに乗って行きました。整体の先生は、以前は兵庫区のJR兵庫駅前で営業していましたが、地震後は、北区の鈴蘭台の方に家が移っていて、先生の自宅で整体をしてもらいました。

イタイイタイと悲鳴を上げながら、我慢をして腰をもんでもらって、整体をして、その後やっと立って歩けるようになりました。

7日(日)、息子と次女も高校の寮に帰ることになりました。 ひと時のつかの間の賑やかな我が家が、少しさみしくなります。ゴールデンウィークのお陰で、家族と過ごせた5月の第一週でした。

阪神淡路大震災後105日目~111日目



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