沖縄県沖縄八重山地区・自然環境調査旅行記 その10「鳩間島自然観察」

温泉につかった後は、浜辺で服を着替えて、しばらく来た道をまだ日の強い下で帰っていきました。珊瑚礁の調査の後は、鳩間島の自然の様子を観察するために、島を一周してみました。蕎麦田さんをはじめ、調査隊の皆さんは何度もこの鳩間島に来たことがあるようで、あちこちと案内してくれます。

石垣で見たような八重咲きのハイビスカスをここでもたくさん見ました。

山羊をあちこちで飼っています。ミルクを絞ったり、雑草を食べさせたりしています。野生の山羊がいます。島を自由に移動しているようで、昼間はどこか木陰に隠れているようです。 蝉はみんなクマゼミです。シャンシャンシャンとうるさく鳴いています。

ヤモリがたくさんいます。ヤモリは家の中に入り込んできて、小さな虫を獲物にしています。鳴き声が「キッキッキー」とするどい声で鳴いています。

島を一周するのに1時間もあれば外周が周れます。最後に行ったところは、鳩間島の中でも一番高い丘のようになったところです。中森というところに灯台があります。木々の茂った石畳の道を登っていきます。

道が開けたところに、白い白亜の灯台が、くっきりと大空にそびえてたっていました。

ここから一望すると、鳩間島が全部見えました。思ったより広いように見えます。この島の最盛期には、カツオ漁業のおかげで島の人口は、今の50人よりはるかに多い500人に迫るほどの人がいたということでした。

灯台のわきには昔の石組みで組んだ灯台跡が残っています。そこに登ってみると、鳩間島全体が見渡せます。

昔は、ここは外敵から守るための見張台であったり、もしくは他の島と連絡する為の狼煙台だったそうです。西表島からお米を積んでこの島に船が到着したときには、島中の人がお米が届いたことに喜びと感謝の気持ちで、思わず三線の音で、手振り足振りの喜びの踊りを踊ったということでした。

変わった鳥を見ました。全体が緑色をしたハトのようです。鳩間島の由来は、名前のとおり鳩にちなんだようで、島中に鳩が飛んでいたようです。今でも、気にして上空を見ればたくさんの野鳥が木から木に飛び移って啼いている声を聞きます。

見渡すと、まるでジャングルのような深い森と、海と空だけしか見えません。ここに最初に住んだ人はどんな苦労をしたのでしょうか。しばし、ロビンソン・クルーソーのお話を思い出しながら想像してみました。

2005年7月5日(火)



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