沖縄県恩納村への沖縄旅行 その1「出発前のアクシデント」

いつものように、空港までバスで行く予定にしていました。いつもならこのぐらいの時間に出れば、空港に着くのはいつで大丈夫と頭の中で考えています。ところが今日は、大変な事態が起きてきました。それは、ゴールデンウィークのための交通機関の大混乱です。

1時に会社を出て、空港行きのリムジンバス乗り場に行きました。ところが、バスが動いていないようです。連休のため、高速道路が大渋滞のようです。バスの係の人が言うには、どのくらい時間がかかるか予測が不可能な状態だということでした。えらいことです。どうしましょう。

そこで急遽バスをあきらめ、阪急電車に乗ることにしました。適切な選択となるでしょうか。阪急三宮から十三で乗り換えし、十三から豊中を経て、蛍ヶ池に行き、そこからモノレールで伊丹空港へ向かうコースを選びました。普段使わない交通機関なので、いざ乗ってみても乗り換えのホームがどこにあるのやら、普通に乗るのか、急行に乗るのか、駅の看板を探しながらウロウロしていました。

一つ発見をしました。今の阪急電車のホームで、社員を探すことはとても難しいということです。そうとう人員削減をしているようで、探しても探しても、駅員さんはいません。そこで、通りすがりの優しそうな人を探し、道を尋ねて、乗るべき電車を教えてもらい、頭を下げて、気持ちをイライラさせながら、やっと蛍ヶ池に着きました。

途中、乗り継ぎもあって飛行機の出発時間に間に合うかどうか、イライラはらはらしました。電車が来ないか、早く来てほしいと思う気持ちは、イライライライラする気持ちに募ってきます。

 


モノレールに乗って、わずか2,3分もするうちに飛行場が見えました。飛行機の姿が見えたときには、ほっとしました。これでなんとか沖縄行の便に間に合うという安堵感からです。

1時間かけて伊丹空港へ着きました。もし、バスを選んでいたらどうなっていたかと思うと、電車でよかったのかと思いました。

飛行場では、切符はネットで申し込んでいるので、買わなくてもいいのですが、チケットの発行をしてもらい、座席の指定を受けます。飛行機は連休中にもかかわらず空席もありました。14:40フライトは始まりました。

飛行機はボーイング777です。新しくてきれいな飛行機でした。この機種は、最新鋭モデルで、継続飛行時間は約18時間可能となりました。アメリカから東南アジアに向かう場合、これまでの日本経由の必要性が問われてきます。長時間かけて長距離のフライトが可能となれば、経済的な効果が変わってきます。つまり、アジアに直接乗り入れたほうが安くなり、関空省略型の戦略が各航空会社によって実践される可能性もあります。さて、日本の航空界はどうなるのでしょうか。

 


 

一眠りしているうちに、ボーイング777は那覇空港に予定通りの時間で着陸しました。

新しい飛行機は、新しい畳と同じように、とても快適で、座席も広く、においの癖もなく、短いフライトを楽しむことができました。那覇は曇りです。雨の去った後のようで、ところどころに水溜りがあるように見えました。

飛行場の案内カウンターでは、大画面のテレビが置かれ、天気ニュースが放映されていました。沖縄は昨日の5月3日、梅雨入りが発表されました。

平年より6日も早い梅雨入りだそうです。これからの天気が心配です。さて、これからの沖縄で、どんな楽しいことが起きるのか、今から胸がドキドキ、気持ちがワクワクする一番楽しい時間がスタートしました。

2005年5月4日(水)

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