隠岐・大山国立公園旅行記 その6『隠岐の島を去り、境港の魚市場で海の幸を買い込みます』

2005年9月15日、隠岐・大山旅行の3日目です。

昨日とおとついで、ほぼ島を何周かしたので、ここで隠岐は卒業することにして、

今日は予定を変えて、大山に行くことにしました。

朝8時半の高速船に乗りました。

フェリーも同じ時間帯に出港時間でした。

本土まで、フェリーのほうは2時間半かかります。

高速船は1時間半です。

フェリーは車を積むので、当然大きな船です。

高速船は水面に船体を浮かせて走るので、時速70キロの速さで水面を走ります。


高速船の窓から見ていると、船舶関係者の人なのか、島の人が手を振って送ってくれます。

最近は飛行機会社でも、離陸の時には整備士の人たちが横一列になり、

飛行機に手を振って送ってくれています。

このサービスは、飛行機と船とはどちらが早く始めたサービスでしょうか。

島がどんどん遠くなっていきます。

フェリーのほうも先に出ましたが、途中で抜いて後から追いかけてきています。

途中、鯨が生息する水域に入ると、高速船は鯨との衝突を避けるため、

速度を50キロぐらいに落とし、鯨の保護に気を使っています。

窓からひょっとして鯨が見えたら、儲けものと思い、じっと見ていましたが、

鯨は見えませんでした。

隠岐島はこれで終わりです。

すぐに駐車場に行き、車に荷物を積んで、

今度は境港の魚市場に向かいます。

まだマツバカニは解禁されていませんが、ズワイガニが売られています。

魚が安いですね。

しかし、販売単位はトロ箱一杯となると、とても食べきれないし、

魚をさばくことは台所にウロコが飛び散って、

奥さんのご機嫌も悪くなるので、

安いと思ったイワシ、アジ、カレイ、タコなどのトロ箱買いは諦めました。

代わりに手のかからない干物とか、さばいてくれることを条件に交渉して、

ハマチを1匹買いました。

大根と炊き合わせにするので、アラも捨てずにもらって帰りました。

魚市場を出て、高速に向かいます。

途中で、松原が延々と続き、両脇に海が見えるところで、海岸に出てみました。

台風15号接近で少し波が高いです。

大きな波が浜辺に打ち寄せて、引いていく単純な波の動作であっても、

じっと見ていると飽きないほどの面白さがあります。

あの波にサーフボードに乗って立ってみたいものです。

あまりにいい景色なので、波を背に、浜辺に立ち、松葉博雄の写真を撮ってもらいました。

もっと日に焼けるほど長い時間いたかったのですが、浜辺の工事のおじさんに、

私が駐車していた車をどけてくれと言われたので、

ものの20分もしないで、去ることになりました。次は大山(だいせん)です。

 

2005年9月15日(木)