2005年のバレンタイン・デー

バレンタインの由来は昨年の分に書きましたので、それを参照してください。2005年2月14日、今年もバレンタインデーがやってきました。バレンタインで見事に当てたのは、チョコレートメーカーです。神戸のモロゾフ社が仕掛けたとの噂ですが、これと同じようなことが他の業界でも起きています。事例を上げると、節分の巻き寿司の丸かじりがあります。

2005年のバレンタイン・デー

これで当たるのは海苔の組合です。海苔の消費を増やすために節分には巻き寿司の丸かじりを推奨しています。これが段々浸透してきてコンビニなどではさらにこれに乗じたビジネスを展開しています。

2005年のバレンタイン・デー

このような戦略とは別にすっかり定着したバレンタインデーはさらに進化をとげて、最近ではペットのワンちゃんネコちゃんにまでその対象は広がっています。この辺は日本人の応用性のうまさでしょう。もし、売りたい商品があれば一人では無理でも組合で何とかの日をでっち上げてその日にはその商品を使うように仕向けていけば大当たりとなります。

2005年のバレンタイン・デー

しかしそのストーリーの背景には必ず「愛」をテーマにして下さい。例えば、愛が復活する日を決めその日には金つばを食べるとか、愛が見える日を作りその日にはよく見えるということで、メガネ・コンタクトレンズを彼にプレゼントすると愛が見えてくる、などと作るのはどうでしょうか。

2005年のバレンタイン・デー

従業員の皆様からまたチョコレートを頂きました。私が甘いものが苦手ということがいきわたっていましたので、チョコレートは名ばかりで、メインは香りのよいニシムラのコーヒー豆を戴きました。

女子従業員を代表して、2人の美人社員が私にチョコレートを渡してくれたのです。もちろん、栄えある代表になるためには予選もあって、勝ち抜いた二人が私に直接手渡す栄えある代表となったのでしょうね。

2005年のバレンタイン・デー

驚いたことがありました。それは、元スタッフのSさんが横浜からわざわざバレンタインのプレゼントを持って駆けつけてくれました。

横浜では大変人気のあるお漬物を6品目、タッパーにつめ、ルイヴィトンのバッグに入れて、お漬物を持ってきてくれました。