神戸新空港~医療産業都市構想との連携~

2005年の開港を目指して、神戸新空港はどんどん工事が進行しています。

2004年11月初旬に、伊丹から飛び立った飛行機の窓から神戸新空港の状況が見えました。

既に外郭は出来ています。三宮からポートアイランドに渡り、ポートアイランドから新空港へと道はつながっています。

神戸は医療産業都市計画を発表しています。医療産業都市構想は兵庫県立大学経営学部の安室憲一教授が神戸ホスピタリティ都市構想シンポジウム研究会を開催しています。

国内からも、近隣の国からも神戸の先端医療を受けるために、あるいはお見舞いを兼ねた京阪神地区への観光のためにも、新空港が果たす役割には大きな期待がかかっています。

一部の研究では、医療特区をポートアイランドに作り、日本の医療の資格制度を超えた医療が受けられる特別地域を作ればいいのではないかという提言もあります。

例えば、日本の医師免許がなければ日本では治療や医療行為ができないので、海外からの医師の招へいについて問題点があります。

看護師や介護師についても同じことがいえます。近隣の国から医師や看護師、介護師が神戸に集まり、医療資格者の供給がもっと充実すれば医療サービスを受けることがより充実するという期待もあります。

京阪神の観光資源と神戸の医療産業都市構想をリンクさせる為に、神戸の新空港の果す役割に大きな期待がかかっています。