兵庫県立大学経営学部~マーケティング特殊講義のテキスト作成会議~

10月から始まる後期のマーケティング講座に向けて、参加講師が小西一彦先生の下、講義に使用するためのテキスト作りの打ち合わせのゼミを行いました。

場所は学園都市にあるユニティです。畳敷きの和室に低いテーブルをコの字に囲み、どのようなテキストを作るかを、考えました。

小西一彦先生のお考えでは、県立大学だけでなく、他の大学にも活用できるような立派なテキスト作りを意識されています。

したがって、各講師陣もテキストが他校にも活用されるとなると、中身の濃い内容を意識せざるを得ません。
午後1時から始まった打ち合わせのゼミは、夕方の7時を超える頃まで、続きました。
パワーポイントで、各講師は自分の担当分野の内容を発表します。

あまり専門的過ぎると学部生は寝てしまいます。かと言って平易すぎると、飽きられてしまいます。この辺が難しい兼ね合いです。

なにしろ社会人なので、実務経験はその業界では十分経験済みです。

したがって話す内容は、社会に出て十分役立つ専門的な内容を含んでいます。

松葉博雄も聞いていて、知らない業界のことがあらためて知り、へぇ~っと驚くことがありました。

それは、ジャンボジェット飛行機が1機(積載量124トン)およそ160億円に対し、10万トンの貨物船1隻はおよそ100億円だということを知りました。これをおよそ10年で償却していきます。1日の運賃は250万円相当になります。

先日の石垣・八重山地区から買って帰った、琉球泡盛を、この打ち合わせゼミが終了したあとの懇親会でのお楽しみに祀っています。
一応全員の意見交換が終わったあとは、みんなで後片付けをして、これから懇親会に望みます。

畳の間での打ち合わせは気分的にはくつろぎますが、長時間座っていると、足腰がしびれたり痛くなってくるので、困ります。

食事を兼ねた懇親会は、近くのイタリアンレストランで行いました。

先ほどの琉球泡盛はお店のマスターから持込の許可が出なくて、ここでは沖縄のお土産を皆さんで飲んでみることは叶いませんでした。残念でした。帰り、小西一彦先生に泡盛はお預けいたしました。小西一彦先生は地下鉄の中で、この泡盛を膝の上に抱いて、大村さんとなにやら楽しそうに会話が進んでいました。

皆さんにとって、今日の休日は頭を休めることなく、うんと頭を使った一日となりました。

泡盛が寝酒になって、ぐっすり眠られることを期待しています。

2005年7月10日(日)