マーケティングの適応と創造の理論と、愛することと愛されることの対比は、類似しています。

兵庫県立大学大学院の小西一彦先生のゼミでは、マーケティングのテーマの適応と創造を、愛することと、愛されることに対比して、討論しました。

小西一彦ゼミは昔の幻燈、今のプロジェクターを使っての講義でした。

小西一彦先生がこれまではプリントを配布して講義の資料を頂いていましたが、このITの時代にはさらに進んでパワーポイントを作っていれば後はこれを投影して説明をされることになります。

パワーポイントを作ることは、時間と技術の大変な負担がかかると思いますが、先生のお話では一度作っておけば何回でも使えるので大変便利とのお話でした。 マーケティングの理論について、その歴史的展開をスライドで説明して頂きました。

プリントで説明があった時代に比べると、パワーポイントの場合は視覚に訴えた、分かりやすい説明になります。

これまで先生の早口で聞いてた内容が、図式で表示されることで、一層理解がしやすくなります。

講義の終了後、いつものように意見交換会となりました。  いつも行くお店は顔なじみで、何も言わなくても生ビールの中コップ、いわゆる生中(なまちゅう)からスタートします。

マーケティングについての続きのお話を伺いながら、焼きそばを食べたり、ここでの名物するめの天ぷらやおでん、焼き鳥などをいただいて、最後はお茶漬けとなります。

小西一彦ゼミの面白さは、講義の中身もさることながら、講義の後に小西一彦先生を囲んで一杯飲みながら関連質問に広がる自由闊達な学風にあります。

例えば、松葉博雄の質問は、このようになります。「先生!小西一彦先生は愛する方がいいですか。愛される方がいいですか。」とまぁ、こんな具合な質問もOKです。もちろん、小西一彦先生も真剣にこの質問にお答え頂きます。

マーケティングのテーマとしても、愛する方がいいのか、愛される方が良いのかは、重要なテーマなのです。

なぜなら、マーケティング研究の基本的な方向性に、『適応と創造の理論』があります。一つはこれまで予期していなかった環境に、適応することです。もう一つは、自らが環境の中で創造していくことです。

こうなると、適応と創造は、愛されるようにする事と、自らが愛していくことが、マーケティングの二面性と言われる事と同じような関係である事が分かります。

かくしてお店の方は、ラストオーダーを聞きにテーブルにまわってきます。そして、お茶漬けを頂くと、今日のマーケティング講座は終了となりました。

2004年12月3日



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