兵庫県龍野市御津町 綾部山梅林の2万本の梅

急に暖かくなり、梅の花が咲き始めました。

街を歩けば、ウインドウにはお雛祭の花が飾られ、菜の花が遠い海辺の春の潮風を伝えてくれるような、暖かい感じです。

自宅の梅の開花の様子を写真でお知らせします。

昨年植えた自宅の梅の花が今年はたくさんの蕾をつけました。

21日の朝見たときの蕾は、その日の夜には開花していました。

一夜明けて23日の朝は、もう8分咲きかと見紛うほどの花盛りです。

22日の夜、暗闇の中でライトアップをし、眺める梅の花は「梅にも春の色添えて・・・」と唄われたような艶かしさを感じます。さらに25日には、満開となりました。花は咲いて、周りには甘い梅の香りがほのかにただよっています。

せっかく咲いても待ってる人が来なければ「徒(あだ)の花」といいます。
りりしい姿のうぐいすは、やってくるのでしょうか。
やってきて、「ホーホケキョ」と春の声を聞かせてもらえることになるのでしょうか。

鶯がやってこないまま梅は満開になってきました。隣の桜の木のつぼみの方は少しずつ膨らみ始め、唄の文句のように次は桜が待ち遠しくなっています。

 

姫路から西へ行くと、太子町という町があります。その南の方に御津町があります。そこには、一目二万本と言われる綾部山梅林があります。

2/9から3/21まで梅祭となっています。24ヘクタールの広い丘陵には、紅梅、白梅がその美しさを競うように咲き乱れます。

麓には菜の花畑が広がります。菜の花畑に行ってみました。

近づいてみるとやや盛りは過ぎているようでしたが、辺りにほんのりと菜の花の香りが漂い、蜜を求めてハチが舞い、辺りは春の訪れを実感しました。

ニ万本の梅の花は6月になると結実し、梅干しや梅酒などに加工されます。

この時期に梅取りのお手伝いをすると、梅1kgをいただけるそうです。

南ゲートから入ると、入り口のすぐそばにかわいらしいお地蔵様が梅の実を抱いて迎えてくれます。

天気に恵まれ、春らしい暖かい日よりとなりました。

遠くは春霞のようで少しぼんやりとしています。

青空をバックに下から梅を写してみました。

絢爛豪華な桜に比べると、梅の咲き方はおとなしく感じます。

昔の和歌では花といえば梅で、桜ではありませんでした。

「東風<こち>吹かば匂いおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」(菅原道真)

「久方の光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ」(紀友則)

このように、花は梅のことでした。しっとりと咲く梅の花の「真実の瞬間」に迫るように梅の美しさを写してみました。

 

2004年3月5日



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です